Orippe Rancho

和牛繁殖してます。馬も。そして人も?

ダンナの訴え。

日々、牛達の世話をせず、安静という名のぐーたら生活を送っているワタクシ。
一方、忙しく働くダンナさん。
さすがにかなりキツイようで、牛の数を減らす方向で考え始め、来月の市場に親牛2頭を出すことにした。

が、今日、ダンナが
「話があるんだけど。」
と言い出すから何事かと思えば、
「きてぃはやっぱり出せない。」
と泣き出しそうな顔で言う。

きてぃは、ワタクシ達がここに来て初めて牛を飼い始めた時からいる。
あの狂暴な角で色々穴をあけてくれる子。
一番の稼ぎ頭であり、古株。
更新も考え年寄りから出すことにしたのだが、やっぱりきてぃは名残り惜しいようだ。
もちろん、それはワタクシも一緒。
牛に関してはダンナに決定権があるので、好きにして下さいと言うと、
「あー、今日はゆっくり眠る!」
って。
そんなに悩んでたんならさっさと言いーな!
と思いつつ、きてぃが居なくなるのかと寂しく思っていたワタクシにとって、有り難い選択でした。